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23/05/17

NXHD、パリ協定の温室効果ガス削減目標「SBT」認定取得へ意志表明

 NIPPON EXPRESSホールディングス(本社・東京、斎藤充社長)は5月16日、パリ協定が定める温室効果ガス排出削減目標「サイエンス・ベースド・ターゲット(=SBT)」の認定機関・SBTイニシアティブに対し、認定取得に向けた意思表明を示した文書を提出した。
 NXグループは、長期ビジョンで掲げる、グローバル市場で存在感を持つロジスティクスカンパニーの実現に向け、気候変動への取り組みを重要課題の一つに位置付けている。今後、地球環境を守る取り組みの一環として、パリ協定の「1・5度」目標達成に向けSBT認定取得を目指し、事業活動と地球環境保全の両立、気候変動への対応を推進していく。
 同グループは、2030年までにグループ全体の二酸化炭素(CO2)自社排出量の13年比50%削減を目指し、50年のカーボンニュートラル(炭素中立)社会の実現に貢献する目標を掲げ、自社のCO2排出削減と、顧客のCO2排出削減に貢献する商品・サービスの創出に取り組んでいる。
 NXHDは「これからも長期的視野に立ったサステナビリティー(持続可能性)経営を実践し、事業を通じて気候変動対策に取り組むことで、人々のより良い暮らしと持続可能な社会の発展に貢献していく」としている。