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23/05/17

NXHD、東京・板橋に「NX武道館」建設 24年9月完工へ

 NIPPON EXPRESSホールディングス(本社・東京、斎藤充社長)は2024年9月の完工をめどに、東京都板橋区に「NX武道館」を建設する。NXグループの剣道、柔道、相撲各部員が練習に励み、それぞれの技を磨くことを目的とする施設だ。
 建設地は板橋区志村1ノ15ノ1。敷地面積1771平方メートル。鉄筋コンクリート造、一部木造の2階建てで、延べ床面積は2467平方メートル。4月28日に地鎮祭を行い、斎藤社長らが出席。5月に着工した。

「NX武道館」の完成予想図

 新施設は、SDGs(持続可能な開発目標)の取り組みとして、国産ヒノキを中心とする木材を積極的に用いるほか、太陽光パネルを活用したエネルギーの利用で二酸化炭素排出量を削減し、カーボンニュートラル(炭素中立)への貢献を目指すように設計。「CASBEE‐A」「BELS(5つ星)」「ZEB Ready」といった環境性能評価認証も取得する予定だ。
 用いる木材はしなやかな武道の精神を表現し、洗練と格式の融合した武道場、相撲場 柔道場を備えていく。施設外観は、一人一人の力を結集して全体を支える「We」の理念と形をデザインモチーフとする。

武道場の完成イメージ

 NXHDは「日本の武道文化の発展に貢献し、地域社会に根差した武道文化の振興に尽力。持続可能な社会の構築に向けて引き続きSDGsに取り組み、環境に配慮した活動を展開していく」としている。