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23/05/17

いすゞ、ホンダと共同開発し燃料電池大型トラック投入へ

 いすゞ自動車(本社・横浜市、南真介社長兼COO)は2027年をめどに、ホンダと共同開発する燃料電池大型トラックを市場投入する。大型車のカーボンニュートラル(炭素中立)が課題となる中、両社は二酸化炭素を出さない水素を燃料とする燃料電池技術が有効と判断した。

       いすゞ・ホンダの共同研究によるナンバー取得車両

 

 いすゞとホンダは20年1月、燃料電池大型トラックの共同研究契約を結び、燃料電池の大型トラックへの適合性や車両制御など、基礎技術の構築を進めてきた。23年度中にも、モニター車を使った公道での実証実験も開始し、市場投入の目標達成につなげる考え。
 両社は今後、互いの強みを生かしたクリーンで、低騒音・低振動な燃料電池大型トラックの開発を加速。水素エネルギーの活用による産業全体のクリーンエネルギー化に貢献し、共通目標のカーボンニュートラル社会の実現を目指していく。