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23/05/17

FーLINE、リニューアブルディーゼル使ったトラック配送開始

 FーLINE(本社・東京、本山浩社長)は5月9日、燃焼時に排出される二酸化炭素が石油由来の軽油より少ない「リニューアブルディーゼル」を使ったトラックの配送を開始した。環境負荷低減の取り組みの一環。

初回給油を行った本山社長

 同日、都内の給油所で伊藤忠エネクスが供給する燃料を入れた。まずは川崎物流センター(川崎市)を基点に都内配送する2トン車でリニューアブルディーゼルを使用し、効果を検証する。取り組みにより、年約7トンの二酸化炭素を削減できる見込みという。
 リニューアブルディーゼルは、食料と競合しない廃食用油、廃動植物油などを原料として製造される。使用時に植物が成長する際に吸収した二酸化炭素を排出するため、温室効果ガスを低減できる。