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23/05/16

鎌長製衡「モバイル計量器在庫管理システム」、タブレット端末にも対応

 産業用はかりの製造・販売を手掛ける鎌長製衡(本社・高松市、鎌田長明社長)は、フォークリフトスケールやハンドパレットスケールといったモバイル計量器を用いたWMS「モバイル計量器在庫管理システム」で、タブレット端末によるデータ更新を行えるようにした。音声認識機能で入力を可能にするなど利便性を向上。リアルタイムでの在庫状況の把握をサポートし、物流現場の在庫管理の効率化を後押しする。

モバイル計量器在庫管理システムの流れ。ハンディターミナルに加え、タブレット端末でのデータ更新にも対応

 モバイル計量器在庫管理システムは、入出庫時にフォークリフトスケールやハンドパレットスケールで荷物を計量し、重量で在庫を管理する仕組み。スケールに載せて計量するだけで、荷物の重さを個数に換算できる。今回の機能拡張で、従来のハンディーターミナルに加え、タブレット端末で品番・保管場所などのデータの入力やひもづけが可能に。さらに在庫管理の一覧性や操作性、視認性も向上させた。
 手作業による在庫管理は、煩雑な業務による作業負担、数え間違いなどが課題。モバイル計量器在庫管理システムは、入出庫や棚卸といった作業の手間を省け、ピッキング時の人的ミスの防止につなげられるメリットがある。