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23/05/15

丸全昭和、中計の連結ROE目標を変更 24年度までに8・5%へ

 丸全昭和運輸(本社・横浜市、岡田広次社長)は5月11日、2024年度までの3カ年中期経営計画で掲げている経営目標のうち、連結のROE(自己資本利益率)の目標値を変更。当初23年度までに7・9%、24年度までに8・0%に高めるとしていたものを、23年度までに8・3%、24年度までに8・5%とする目標に変更した。
 直近の経営環境や財務状況を総合的に勘案し、配当性向の見直しなどさまざまな観点で資本効率の最適化に取り組んでいくことから、ROEの向上を見込んだもの。丸全昭和は、22年度の連結ROEを前年度比0・2ポイント減の8・1%に下げたものの、23年度の当初目標7・9%は上回った。
 中計で掲げた連結・単体の売上高と経常利益の目標に変更はない。
 ROEは自己資本を効率的に利用し、どれだけの利益を生み出したのかを示す経営指標。当期純利益を自己資本で割り、100を掛けて算出する。

変更後の中計経営目標