- 物流機器メーカー
23/05/12
日本トレクス、トレーラ生産強化・24年5月に新工場
日本トレクス(本社・愛知県豊川市、高崎文弘社長)は2024年5月、トレーラ生産の新工場を本社内にしゅん工する=写真。投資額は約40億円。主力製品のトレーラの生産能力を大幅に強化する。働き方改革や大量輸送・効率化による需要の高まりを受け、納期短縮および製品の品質向上を図る。
所在地は愛知県豊川市伊奈町南山新田350、日本トレクス本社トレーラ生産工場E工場。建築面積は約1万2009平方メートル。ダブル連結トラック、平床セミトレーラ、コンテナセミトレーラ、ウイングセミトレーラなどの生産を手がける。生産能力は1日あたり12台。
トレーラの溶接・塗装の一貫ラインで高所作業を低減。各工程を自動化して省力化・省人化を推進する。塗装やショットブラストなどの重要工程をロボット化し、生産能力は現行比約40%向上を見込む。
部品塗装を粉体塗装化し、VOC(揮発性有機化合物)は年間約6・3トンの低減が可能。また、太陽光発電を備え、二酸化炭素(CO2)排出量は年間約3・2トン削減する。