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23/05/12

4月・WebKIT求車、前年同月比0・6%増 鋼材が2割増

 日本貨物運送協同組合連合会(吉野雅山会長)が運営する求荷求車ネットワークWebKITの4月の荷物登録(求車)件数(確報)は、前年同月比0・6%増の12万9300件だった。主に砂利・砂、鋼材、セメント製品の需要が増加した。
 求車件数を輸送品目別で見ると、砂利・砂などが同28・4%増、鋼材が同22・7%増、セメント製品が同16・5%増と2桁の増加。他に建材が同9・1%増、木材が同7・4%増、機械・装置が同5・6%増、電気製品が同4・1%増、飲料品が同3・4%増だった。
 半面、水産物は同71・4%減、セメントは同42・9%減、畜産物は同32・1%減、紙・パルプ製品は同20・4%減となったほか、石油製品や化学製品、衣料・雑貨、引っ越し貨物が2桁減だった。
 求車の成約件数は同0・8%減の2万4297件、成約率は同0・3ポイント減の18・8%だった。
 車両登録(求荷)件数は同12・6%減の1万3074件。車種別では冷凍車、バン型、保冷車、平型、ウイング型の求荷が2桁減った。求荷の成約件数は同11・9%減の843件、成約率は同横ばいの6・4%だった。