• 物流施設

23/05/08

霞ケ関キャピタル、仙台と福岡に3温度帯マルチテナント施設 24年6月完成へ

 不動産開発の霞ケ関キャピタル(本社・東京、河本幸士郎代表取締役)は2024年6月のしゅん工を目指し、仙台市と福岡県古賀市に3温度帯対応のマルチテナント型物流施設を開発する。
 「LOGI FLAG DRY & COLD 仙台泉Ⅰ」の所在地は、仙台市泉区大沢12ノ2、12ノ3。東北自動車道の泉インターチェンジ(IC)から約1キロメートル、仙台市中心部から10キロメートル圏内の立地で、市街地への近距離配送、東北地方の広域輸送ハブ拠点としての活用を見込む。

「LOGI FLAG DRY&COLD 仙台泉Ⅰ」の完成予想図

 敷地面積1万7993平方メートル。鉄骨造一部鉄筋コンクリート造の4階建てで、延べ床面積3万8165平方メートル。北側3層の常温倉庫棟と、1・2階にバースを設ける南側4層の冷凍・冷蔵棟で構成する。
 最大4テナントが入居できる仕様とし、冷凍・冷蔵棟でそれぞれ2テナントに分割可能とする。

 「LOGI FLAG DRY & COLD 福岡古賀Ⅰ」は、古賀市玄望園14ノ1、14ノ2に建設する。九州自動車道の古賀ICから約3キロメートル、福岡ICから約15キロメートル、福岡空港、博多港まで30分圏内の立地。

「LOGI FLAG DRY & COLD 福岡古賀Ⅰ」の完成予想図

 敷地面積2万3849平方メートル。鉄骨造3階建ての耐火構造で、延べ床面積 3万6796平方メートル。
 1階は冷凍・冷蔵区画で自然冷媒による保冷設備を設置する。2・3階は常温区画で、貨物用エレベーターと垂直搬送機をそれぞれ3基整備する。冷凍・冷蔵、常温区画はそれぞれ最大3テナントの入居できる。