- 行政・業界団体
23/05/01
全ト協、7月1~14日に「23年度Gマーク申請」受け付け
全日本トラック協会(坂本克己会長)は7月1日から、2023年度のGマーク(安全性優良事業所認定)申請を受け付ける。今年度から、事業所の申請意欲向上や申請負担軽減を目的に、更新申請が連続6回以上となる事業所に対し、一部提出書類を簡素化するとともに、ゴールドGマークステッカーと認定書を新設する。
受け付け期間は7月14日。郵送で書類を提出する場合は、7月12日までに地方適正化事業実施機関へ必着となる。申請案内は4月28日から、全ト協ホームページで配布中。ウェブ申請システムは5月下旬をめどに稼働する。
23年7月1日現在で、事業開始後3年を経過し、配置する事業用自動車が5台以上あることが資格要件。各評価項目の評価点数の合計点が80点以上で、法令の順守状況、事故や違反の状況、安全性に対する取り組みの積極性の各項目で基準点数を満たすと、Gマーク認定を取得できる。
新規認定事業所の場合、有効期間は24年1月1日~25年12月31日までの2年間。更新事業所の場合、初回更新は24年1月1日からの3年間、2回目以降の更新は4年間となる。
また事業所の申請意欲向上、申請負担軽減のため、今年度から一部制度を変更。法令順守状況の配点で巡回指導の重点項目が反映されるようにしたり、安全性に対する取り組みの積極性で、取り組み項目の多様化や選択制を導入したりする。
更新申請回数が連続6回以上の事業所は、一部提出書類を簡素化。認定を受けた事業所用に、ゴールドGマークステッカーと認定証を新設する。
Gマークは運送企業の安全性を正当に評価・認定し、公表する制度で、03年7月に開始。23年3月時点 で、全国2万8521事業所を認定している。