• 物流企業

23/05/01

日本ロジテム、タイに5拠点目となる新センター開設

 日本ロジテム(本社・東京、中西弘毅社長)のグループ会社ロジテムタイランドは3月31日、タイに自社倉庫を開設した。同国5カ所目の拠点で、一部に危険物倉庫を整備するなど、インドシナ半島の物流の重要拠点と位置付け、さらなる事業体制強化と物流サービスの充実を図る。
 タイ中部のレムチャバン県に「ロジテムタイランド レムチャバン ロジスティクスセンター」を開設した。約2万4000平方メートルの敷地に、鉄筋コンクリート造平屋建て高床式倉庫を2棟建設した。総延べ床面積は約1万4000平方メートルで、危険物倉庫は約900平方メートル。倉庫は、警備員が24時間体制で警備し、万全のセキュリティー体制を敷いた。
 新センターは、主要港のレムチャバン国際港から約15キロメートルに立地。危険品を含め、幅広い物流ニーズに対応できる。日本ロジテムグループは長年、タイやベトナムを中心にインドシナ半島で事業を展開しており、新センター開設を機に、さらなる業務拡大を目指す。

新センターは主要港に近く、バンコク中心部から約120キロメートルの距離にある