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23/04/28

阪急阪神エクス、タイ現法がバンプリー地区で新倉庫の営業開始へ

1992年のバンコク本社開設以来、タイでの拠点拡充を進めている

 

 阪急阪神エクスプレス(本社・大阪市、谷村和宏社長)のタイ現地法人は5月1日、バンコク南東のバンプリー地区で新倉庫の営業を開始する。同国内での製造業回復に伴う旺盛な物流需要に対応するとともに、ロジスティクス事業のさらなる拡大を目指す。
 2023年1月、バンプリー地区に開設したテパラック倉庫(延べ床面積約2万平方メートル)の隣接に、「テパラック第二倉庫」を稼働する。延べ床面積は約9900平方メートルで、このうち事務所は約300平方メートル。同国内で9カ所目の拠点となる。
 新倉庫を建設したバンプリー地区は、バンコク港、レムチャバン港、スワナプーム空港などの重要物流施設の中間地点にあり、幅広いニーズに対応できる立地特性がある。阪急阪神エクスは今後もアセアンでの拠点ネットワークを拡充し、サービスを向上させていく。