- 物流企業
23/04/27
熊交G、長距離トラックに防災セットを常備
熊本交通運輸(本社・熊本県益城町、住永富司社長)グループは今年度、新たに防災への取り組みを開始した。グループの長距離トラック50台に防災セットを常備。災害時、トラックの周辺に居合わせた人々に配る。物流を担う立場からの社会貢献を目指す。
防災用品の企画・販売を手がけるファシルの「シェアする防災セット」を採用した。内容は使い捨て携帯トイレ、アルミポンチョ、マスク、カイロ、非常食の氷砂糖などで、1箱あたり30人分。防災セットの配備車両には「防災用品を備えています」と記載したステッカーなどを貼り、周知を図る。
熊交グループは、2016年の熊本地震で災害支援物資の輸送を担った。地震から7年の節目に、改めて物流企業としての社会貢献に取り組む。