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23/04/26

三菱食品×ハコブ、動態管理サービスを活用し配送効率化を研究

 三菱食品(本社・東京、京谷裕社長)は、ハコブ(同・同、佐々木太郎社長兼CEO)の提供する動態管理サービス「ムーボ・フリート」を活用し集配車両の積載率向上と配送効率最適化を図る。首都圏を中心に全国3500台のトラックで導入。データを分析・活用し、人手不足対応や、二酸化炭素(CO2)削減につなげる。
 ムーボ・フリートは、物流に特化したテレマティクスサービス。GPS(全地球測位システム)を使った車両位置把握で車両管理での業務負荷軽減や配送の効率化を行うことが可能。三菱食品の業務で使用するトラックに導入することで、協力会社の車両の一括管理を実現。運行回数・走行時間・待機時間・走行距離・CO2排出量などのデータをリアルタイムで取得可能。三菱食品の持つデータと掛け合わせることで、車両回転数や積載効率も算出できるようになる。
 また取得したデータを活用し、三菱食品の物流拠点ごとに配車しているトラックを、相互に融通することも可能。メーカーへの集荷までも配送プランに組み込むこともでき、車両のさらなる有効活用が期待できる。
 両社は共同で、卸を含む食品流通業界の物流課題解決に挑む。トラックドライバーの労働時間が上限年960時間に規制されるのを前に、データを活用した効率化やエンジニアも交えた話し合いで新たなアイデア出しを行い、データに基づいた運行状況の可視化や共同配送の実現を目指す。