• 物流施設

23/04/26

大和ハウス、DPL流山Ⅱのしゅん工で「流山プロジェクト」が完成

 大和ハウス工業(本社・大阪市、芳井敬一社長)は4月28日、千葉県流山市に「DPL流山Ⅱ」が完成する。16年から開発を行ってきた総敷地面積31万平方メートル超のDPL流山プロジェクトの最後の1棟。首都圏をカバーでき、成田空港や東京港にもほど近い物流の好適地に、労働環境改善や、BCP(事業継続計画)にも配慮した施設を建設し入居企業の事業を支援する。

DPL流山プロジェクトが完成した

 DPL流山Ⅱの所在地は、千葉県流山市西深井種井下1378ノ1。常磐自動車道流山インターチェンジ(IC)から約2・5キロメートル。敷地面積は6万662平方メートル。プレキャスト・プレストレスコンクリート造一部鉄骨造地上4階建て。延べ床面積は、3万5755平方メートル。最大12テナントにまで対応する。
 4階にはカフェテリアを設置。通常の座席に加え、リモート会議などにも対応できるスペースを設けた。また24時間稼働の無人コンビニエンスストアや従業員専用の保育所、ドライバーの休憩所も備え、労働環境に配慮した。
 DPL流山プロジェクト全体の一体感を出すために、施設間の動線には積極的な緑化を実施。四季折々の自然が楽しめるような庭も設けた。災害時には、地域住民の一時避難所としても機能