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23/04/20

SCSK、車両情報の一元管理クラウドサービス提供開始

 SCSK(本社・東京、當麻隆昭社長)は4月18日、運送企業向けに車両・整備情報を一元管理できるクラウドサービス「運送革命」を提供開始した。スマートフォン(スマホ)アプリで書類を撮影するだけで、車両情報や整備記録をデータ化。法令順守状況や車両コストなども可視化できる。デジタルの力で、車両管理業務の負担軽減を図る。
 車検証や請求書をスマートホアプリで撮影、もしくは請求書ファイルをパソコンからアップロードするだけの簡単な操作。データの登録作業は代行され、車両台帳などが簡単に作成できる。メーカーやリース会社のデータも集約される。
 さらに、データ化された情報で点検や整備の漏れを防止。車両別・営業所別・整備分類別のデータ分析のほか、車両トータルコストも把握できる。荷主との運賃交渉、整備費・車両代替えの判断などの経営改善への活用を見込む。
 デジタルの力で「フェア・効率的・ホワイト・エコな物流」を目指す取り組みの第1弾。5年後の2028年度中に、5000社への導入を目指している。
サービス利用料金は、車両1台あたり月額1100円(税別)。初期費用は無く、対象車両の過去2年間の整備情報のデータ化は無料。

「運送革命」の特長。サービスの詳細はhttps://www.unso-kakumei.com/