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23/04/19

山九、東京お台場地区に6階建て倉庫を開設

延べ床面積は既存倉庫の約4倍に拡張した

 山九(本社・東京、中村公大社長)は4月12日、都内に「お台場輸出入センター」を開設した。老朽化した既存倉庫を建て替え、倉庫面積を約4倍に拡張。新たに定温機能も整備し、輸出入貨物の主要拠点となる。
 所在地は江東区青海4ノ3ノ2。敷地面積は約5500平方メートル。鉄骨造6階建て、施設の総延べ床面積は約1万6100平方メートル。このうち、倉庫部分は5階建てで、延べ床面積は約1万3100平方メートル。庫内には20~25度の定温倉庫を新設し、温度管理が必要な貨物に対応する。東京港に隣接し、都心への移動もしやすい利便性を強みに、輸出入貨物の取り込みを図る。
 新倉庫は、省エネと太陽光発電や蓄電池設備などを利用することで、エネルギー消費削減率を100%以上とする計画。環境にやさしい次世代型倉庫と位置付け、顧客のESG(環境・社会・企業統治)経営の課題をサポートする。