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23/04/14

大和物流、大阪府門真市に新拠点24年5月しゅん工

「門真北島物流センター」完成予想図

 

 大和物流(本社・大阪市、木下健治社長)は2024年5月末、「門真北島物流センター」を大阪府門真市にしゅん工する。メーカーや流通、小売業者向けの3PL拠点として活用する。大阪中心部の事業基盤を強化し、物流需要に応える。
 所在地は門真市北島東町。敷地面積は約1万4742平方メートル。鉄骨造5階建てで、延べ床面積は約3万80平方メートル。貨物用エレベーター4基、垂直搬送機2基を備える。
 幅広い貨物の取り扱いが可能な施設仕様。北側と南側にカゴ台車やハンガーラックなどの荷役に適した高床式バースを採用する。大型トラック30台が同時に接車可能。
 第二京阪道路の第二京阪門真IC(インターチェンジ)から約2・5キロメートル、近畿自動車道の大東鶴見ICから約2・6キロメートル。大阪外環状線などの幹線道路へのアクセスにも優れ、広域輸送と市内配送が両立できる立地。
 消費者向けの貨物を扱う流通・小売業界では、都市部へのアクセスが良い消費地近郊型の物流施設開発が進む。大和物流は22年10月には東大阪市に物流センターを開設。さらに今回の新拠点開発で、大阪の都市部の物流ニーズに応える。