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23/04/14
ヤマト運輸、海外通販サイトで匿名配送サービスを開始
ヤマト運輸(本社・東京、長尾裕社長)は4月10日、海外通販サイト「BUYMA(バイマ)」で、越境EC匿名配送サービス「BUYMA YAMATO」を開始した。バイマを運営するエニグモ(同・同、須田将啓社長)、米国ヤマト運輸と連携し、安心・安全で快適な海外配送サービスの提供を目指す。
バイマは、海外の出品者が現地で買い付けた商品を直接購入できるサイト。バイマヤマトでは送り状に出品者・購入者の氏名や住所を表示しないため、互いに個人情報を明かさずに取り引きできる。ヤマト運輸の会員サービス「クロネコメンバーズ」では、日本到着後の荷物の配達日時の指定なども可能。
また、出品者の送り状発行や運賃精算などがバイマのサイト上で完結。これまでは別途手続きが必要だった。出品作業の負担を軽減し、サイトの出品数の増加も後押しする。
米国・カナダから日本向けの荷物を対象に開始する。配達日数は従来5日以上かかっていたが、システム連携で手続きを効率化し、最短4日。さらに今後、韓国などの他エリアからの発送にも対応を進める。
越境ECではこれまで、取り引き相手に個人情報を知られる不安感のほか、荷物の到着予定が分かりづらいなどの課題があった。