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23/04/14

泉北高速鉄道、「大阪府食品流通センターE棟」しゅん工

 泉北高速鉄道(本社・大阪府和泉市、金森哲朗社長)は3月、大阪府茨木市に子会社が「大阪府食品流通センターE棟」をしゅん工した=写真。新A棟の建設で生まれた用地に立地。NXトランスポート、名鉄運輸、ヒガシトゥエンティワンが入居する、隣接地の北大阪トラックターミナルの再開発促進につなげると共に、経営基盤安定につなげる。

「大阪府食品流通センターE棟」。NXトランスポートや名鉄運輸が入居する

 所在地は、大阪府茨木市宮島1大阪府食品流通センター内。地上4階建て、延べ床面積は4万9975平方メートル。1、2階はトラックターミナル、3、4階は配送センターで、3階まで直接ランプウェイでアクセス可能。
 各階のトラックバース前面には、1階28台、2階34台、3階34台の大型トラック用駐車エリアを確保した。
 事務所部分には、アメニティホール、仮眠室、シャワー室などを備え、快適な労働環境を提供する。BCP(事業継続計画)対応として、最大約3日間対応可能な非常用発電機を設置。災害時でも施設の機能を維持する。屋上に設置した約300キロワットの太陽光発電設備による再生可能エネルギーも活用できる。LED(発光ダイオード)照明や外壁サンドイッチパネルの採用で環境面にも対応している。