ＪＲ貨物、大阪市に安治川口駅の新事務所が完成

　ＪＲ貨物（本社・東京、犬飼新社長）は３月30日、大阪市の安治川口駅の新事務所が完成した。駅構内に建物賃借している企業の事務所を集約し高層化。構内にスペースを生み出し、各種物流機能に活用する。
　安治川口駅事務所の所在地は、大阪市此花区島屋６ノ１ノ127。鉄骨造４階建てで延べ床面積は1500平方メートル。駅事務室、信号取扱所に加え、テナント事務所も入居する。
　また屋上には太陽光パネルを設置し、駅事務所で利用する電力の一部を再生可能エネルギーで賄う。またバリアフリー化も進めた。
　ＪＲ貨物は、貨物駅の利便性向上や物流生産性向上に向けた「貨物駅等のグランドデザイン」プロジェクトを推進している。安治川口駅は、広島県福山市の東福山駅に続く２つ目の開発事例となる。