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23/04/07

日本通運、蒲郡市に新倉庫・東三河地域の主要拠点に

 日本通運(本社・東京、堀切智社長)は4月3日、新たに「NXLF蒲郡倉庫」を愛知県蒲郡市に開設した。入出庫・保管作業のほか、国際輸送の海上コンテナ積み込み・積み下ろし作業、ドレージ輸送にも対応する。東三河地域の主要物流拠点として、サービス拡充に取り組む。

浜町工業団地で稼働した「NXLF蒲郡倉庫」。立地特性を生かし、サービス拡充を図る

 所在地は蒲郡市浜町93ノ2浜町工業団地。鉄骨造の平屋建てで、延べ床面積は約7840平方メートル。高床・低床それぞれのホームで入出庫を分け、作業効率を高める車両動線を確保。ドックボード4基、録画式監視カメラを備える。将来的に自動化・省人化にも対応可能な汎用性のある構造。
 蒲郡市は国内外の自動車メーカーの輸出入拠点である三河港の西側に立地。繊維・自動車をはじめとした多様な産業が集積している。名古屋市と豊橋市を結ぶ国道23号バイパス「名豊道路」の整備で、中部国際空港や名古屋港などの国際拠点空港・港湾と短時間で直結可能。国際輸送の物流拠点としても優れる。
 NXLF蒲郡倉庫は、2021年3月に日通商事(現・NX商事)からリース事業を分社化して設立した日通リース&ファイナンスの不動産リース第一号となる。