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23/04/03

佐川急便、生活必需品の流通基盤構築へPALTACと連携

 佐川急便(本社・京都市、本村正秀社長)は3月31日、日用品・医薬品卸のPALTAC(同・大阪市、糟谷誠一社長)と、生活必需品の流通基盤構築に向けた基本合意を締結した。社会インフラを担う両社のネットワークやノウハウを連携。化粧品・日用品、一般用医薬品などの生活必需品の安定供給に向け、強固な流通基盤の構築を図る。
 物流の「2024年問題」に対応し、流通業界の持続的な物流インフラを構築する。災害時にも商品供給を持続できる物流のBCP(事業継続計画)対策のほか、二酸化炭素(CO2)排出量削減に向けて取り組む。
 また、両社のノウハウをいかした物流最適化として、既存配送事業者を含む物流インフラの活用によるサプライチェーンのさらなる効率化を目指す。業界他社との共同物流・共同配送を推進。異業種との連携・協働で業界の垣根を超えた物流最適化を図り、相互補完効果・スケールメリット最大化を追求する。