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23/04/03

関東運輸局、事故防止で初の動画を制作

 事業用自動車の事故を防ぐため、関東運輸局は3月24日、初の事故防止動画を制作した。これまでの検討会や調査の分析を基にトラック、バス、タクシーごとに特徴的な事故に焦点を当てたのがポイント。動画投稿サイト「ユーチューブ」で公開し、企業だけでなく一般の人にも視聴してもらうことで、事故防止への協力を呼び掛けていく。
 このうち、トラックについては、最も多い追突事故に焦点を当て、実際に起きた事故のドライブレコーダー映像やヒヤリハット事例をまとめた動画を制作。トラックは死角が多く、歩行者や自転車の前方への急な飛び出し、一般車両の急な割り込みの危険性が分かる内容とした。
 また動画では、歩きながらスマートフォンを操作し、急に道路を横断することの危険性も紹介。ドライバーは雨の日・夜間に歩行者を見つけることが難しいため、発見しやすい「白っぽい服」や「反射材」を身に着けることも推奨した。
 国土交通省は2021年度に始動した事業用自動車総合安全プランで、トラックの個別目標として、25年度までに追突事故を3350件以下にする目標を掲げている。一方、企業の取り組みだけでは事故防止に限界があることから、一般の人にも協力してもらえるよう動画を制作した。