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23/03/30

カリツー、愛知・西尾のCでZMPの物流支援ロボを導入

 

フォークリフトで載せたパレットを搬送する「キャリロ」

 カリツー(本社・愛知県安城市、加藤正則社長)はこのほど、愛知県西尾市の西尾東物流センターで、ZMP(本社・東京、谷口恒社長)の物流支援ロボット「CarriRo(キャリロ)」を導入。垂直搬送機から仕分け場まで片道70メートルのパレット搬送で運用を開始した。
 従来フォークリフトオペレーター2人が行っていた搬送作業をロボットが代替。ZMPのロボット管理プラットフォーム(基盤)「ロボハイ」の遠隔操作機能を活用することで、オペレーターはフォークリフトを降りることなくキャリロに走行指示を出せる。
 カリツーによると、キャリロはパレット搬送に特化した形状で、重量物の搬送が可能。通路に貼られたランドマークと呼ぶシールを読み取りながら走行する簡単さと拡張性などが採用の決め手となった。
 今後の展開として、カリツーは、横搬送だけではなく、垂直搬送機などの外部機器とキャリロの連携も視野に入れながら、さらなる自動化の検討を進めていく方針だ。