- 物流企業
23/03/30
西日本エア・ウォーター物流、4月「亀山物流センター」稼働
西日本エア・ウォーター物流(本社・大阪市、丸山博社長)は4月1日、三重県亀山市に「亀山物流センター」を稼働する。3温度帯倉庫と危険物倉庫を併設した多機能型で、西日本初の自社センター。物流機能を強化し、事業拡大を目指す。
所在地は亀山市白木町西大谷1700ノ5。東名阪自動車道亀山パーキングエリアスマートインターチェンジに至近。敷地面積は約9857平方メートル。鉄骨造2階建ての3温度帯倉庫(常温・チルド・冷凍)、鉄骨造1階建ての危険物倉庫で構成し、建物の延べ床面積は約6029平方メートル。給油所も完備した。
チルド・冷凍倉庫の設置により、外部顧客の獲得や、エア・ウォーターグループでハムなどの加工食品・総菜を手掛けるアグリ&フーズグループの物流体制強化などを推進し、西日本エリアでの新たな事業展開を目指す。
また、陸送と海上輸送を組み合わせてトレーラー往復輸送を行うシャーシ事業の拡大へ、北海道向けの舞鶴・敦賀港、東北向けの名古屋港、関東・九州向けの大阪南港といった各主要港湾の中間地点に位置する立地を活用。同事業の西日本中核拠点として、中継・保管機能まで幅広く担い、積極的な事業拡大を図る。