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23/03/30

ダイセー倉庫運輸、愛知・小牧の新Cで太陽光発電 56%の消費電力賄う

 ダイセー倉庫運輸(本社・愛知県小牧市、吉田憲三社長)は2025年7月しゅん工の物流拠点「小牧第3物流センター」に、太陽光発電設備を導入する。自家消費用に発電し、新センターの消費電力の約56%を賄う計画。再生可能エネルギーの活用で、事業活動の温室効果ガス(GHG)排出量の削減を目指す。
 GX(グリーントランスフォーメーション)事業を手掛けるサステックの分散型電力運用プラットフォーム(基盤)と連携。PPA(第三者所有)モデルで、発電量は年間約221万キロワット、GHG排出量削減効果は年間約174トンを想定する。将来的には余剰電力の外部売電などの運用も見据える。
 新センターは、ダイセー倉庫運輸の設立50周年を記念して建設する。配送効率が高く、環境にも配慮した新拠点を開設し、持続可能な社会の実現に向けて取り組む。