ドローン配送、鳥取県八頭町でドローン配送の社会実装に向け実証

　ドローン配送の社会実装に向けた実証実験が３月20日、鳥取県八頭町で行われた。高齢化による買い物難民や、地域防止アのインフラ整備などで、ドローンの有用性も確かめ、将来的な実用化につなげる。
　セイノーホールディングスグループ、エアロネクスト、アクシス、ＫＤＤＩスマートドローンなどが参加。中山間地域での災害などを想定して実施した。
　地元のコミュニティ施設「隼Lab.」に仮設のドローン離発着地ドローデポを設置し、救援物資や日用品などを物流専用ドローン「AirTruck」に混載し配送。
　利用者が待つ宿泊施設「共生の里しこべの家」には卵などの日用品などが届けられ、「八東運動公園」へは非常用充電池や水、食料品などの救援物資を届けた。
　今後もドローン配送と陸上輸送を融合したスマート物流の社会実装に向けた検討を進めていくとしている。