• 物流企業
  • 船・鉄道

23/03/24

JR貨物・濃飛倉庫、岐阜タ近接地に積替ステーションを開設

 JR貨物(本社・東京、犬飼新社長)と濃飛倉庫運輸(同・岐阜市、尾関圭司社長)は4月1日、岐阜貨物ターミナル駅(タ)に近接する濃飛倉庫運輸岐阜支店に積替ステーションを開設する。利用者がトラックで荷物を持ち込めば鉄道コンテナに積み替えることができ、鉄道輸送の利便性を高める。
 濃飛倉庫運輸岐阜総合輸送センター1階に開設する。保税施設機能を備えているため、通常の駅頭荷役作業に加え、輸出入貨物の取り扱いも可能だ。所在地は、岐阜市今嶺4ノ17ノ1。利用時間は、午前8時半から午後5時半まで。荷主や物流企業、利用運送事業者が利用可能。積み替えに加え、貨物の保管や仮預けにも対応している。

積替ステーションで提供されるサービス

 

 トラックの労働時間規制やドライバー不足で、長距離輸送力が不足している。そのため、鉄道輸送に注目が集まっているが、鉄道コンテナに積み込んで、貨物駅まで持っていく必要があるため、使い勝手に課題があった。積替ステーションには、トラックで直接荷物が持ち込めるため、利便性向上につなげる。