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23/03/20

セイノーHD・エアロネクストなど、神川町でドローン配送実証

多目的交流施設から城峯公園までの飛行ルート

 セイノーホールディングス(本社・岐阜県大垣市、田口義隆社長)とエアロネクスト(同・東京、田路圭輔CEO)は3月15日、埼玉県神川町で、ドローン配送の実証実験を実施した。「買い物難民」などの地域課題解決に向けた効果のほか、地産品の納品フローも検証した。
 物資や商業施設が集積する市街地から、過疎化が進行する旧神泉村地区へドローン配送を実施。災害支援の視点やフードデリバリー、物産販売の視点を組み合わせ、ドローンの荷台を常に空にしないようにした。
 

救援物資と弁当を城峯公園まで配送した

 粉ミルクなどの救援物資や、地元食材を使用した弁当などを軽車両で多目的交流施設まで配送。施設の敷地内で物流専用ドローン「AirTruck」に積み替えて、約5キロメートル離れた城峯公園に配送した。救援物資は地元の住民に、弁当はサイクリストに手渡された。また帰り荷として、直売所で買い物した地元産野菜やマヨネーズを輸送した。