- 物流施設
23/03/14
プロロジス、羽田空港至近に都市型物流施設 独センサーメーカーが入居
物流不動産のプロロジス(本社・東京、山田御酒会長兼CEO)は3月10日、東京都大田区での都市型マルチテナント物流施設「プロロジスアーバン東京大田1」のしゅん工式を行った。ドイツに本社を置くセンサーメーカーifm efectorと賃貸借契約を結ぶ計画。その他区画の入居企業を引き続き募集している。
所在地は大田区北糀谷1ノ12。首都高羽田出入り口から約9分で、羽田空港の至近に立地。産業道路の国道131号に面し、都内広域配送や川崎・横浜方面への配送にも適している。敷地面積は2,013平方メートル。鉄骨造4階建てで、延べ床面積5,038平方メートル。
全フロアをオフィスビルと物流施設の機能を兼備した設計とし、長尺物の保管、医療機器や業務用印刷機など重量物のショールーム兼配送拠点、音響・映像スタジオといった用途に対応。倉庫内に水回りの設置も可能で、既存のオフィスや物流施設・工場の垣根を超えた新たなビジネス拠点としての利用を見込む。
1階は低床バースを備え、共用の荷さばきスペースから2台の荷物用エレベーターで上階倉庫への縦搬送が可能。2~4階には空調を設置し、最小区画約640平方メートルから利用できる。いずれの階も1・5トン用フォークリフトを走行できる床荷重を確保した。