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23/03/13
22年トラック死亡事故、10年で半減の169件も軽貨物は2年連続増
警察庁によると、2022年に発生した事業用貨物自動車が第一当事者の交通死亡事故は、軽貨物とトレーラーを除き前年比31件減の169件と大幅に減った。5年連続の減少で、10年前の13年と比べると半減となった=グラフ。
車種別では、大型が同8件減の102件、中型が同17件減の34件、準中型と普通は共に同3件減のぞれぞれ28件、3件。4車種全てが減少したのは、準中型が新設された17年以降初めて。
単月ベースでは、昨年2、7、11、12月に事故件数が前年同月に比べ増加。12月は、大型、中型、準中型の事故が増え、前年同月比3件増の18件だった。
一方で、22年の事業用軽貨物が一当だった死亡事故は前年比6件増の27件と2年連続で増加。19年の26件を上回り、直近10年でワーストとなった。
事業用トレーラーは同2件減の22件だった。