- 物流企業
23/03/03
SBSフレック、仙台に3温度帯対応のDCを開設
SBSフレック(本社・東京、加藤元社長)は3月1日、仙台市で「東北低温DC」を稼働した=写真。既存倉庫の移転や冷凍食品のEC物流事業を展開し、食のサプライチェーンを多角的にサポートする。
東北低温DCの所在地は、仙台市宮城野区扇町1ノ5ノ17。仙台東部道路仙台東インターチェンジ(IC)まで約8分の立地。敷地面積は2万2440平方メートル。地上4階建ての建物の2・4階を賃借。賃借面積は、9900平方メートル。
4階はチルドが1670平方メートル、フローズン(冷凍)が3960平方メートル。2階はドライが396平方メートル。チルドが3267平方メートル。フローズンが891平方メートル。
荷物用エレベーターは2基。接車バースは2階に22バース。内訳は、ドックレベラーを備えた40フィートトレーラー用のバースが2バース、10トン車用が8バース、2~4トン車用が12バース。
2階は仙台センターを移転し、既存顧客向けのチルド倉庫。4階はフローズンをメインにした倉庫で、冷凍食品をターゲットにする。また、冷凍食品ECの拡販を検討する荷主には、SBSグループが提供するEC物流プラットフォーム(基盤)「EC物流お任せくん」の提供も可能。
北海道・東北エリアと関東各都市をつなぐ機能を持つ。SBSフレックは、「食のサプライチェーンを多角的にサポートすることで、顧客の成長と事業拡大に貢献したい」とする。