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23/03/03

福通、電気・配管工事を営む協永電機をグループ化

 福山通運(本社・広島県福山市、小丸成洋社長)は1日、電気・配管工事などを営む協永電機(同・兵庫県加古川市、田中斉信社長)と資本・業務提携を結んだ。協永電機の全株式を取得し、グループに迎え入れ相互のノウハウを活用して電気設備工事事業を強化する。

締結書を交わす小丸社長(右)と長永光記協永電機会長

 協永電機は、1974年創業で電気配線工事や電気機器製作・修理、配管工事などを主業とする会社。資本金は2000万円。本社のある加古川市を中心に、兵庫県内を地盤として事業を営んでいる。

 福通は、資本業務提携を通じ、電機工事業を全国へ拡大。協永電機の持つノウハウと福通の物流ネットワークを掛け合わせ、強化していく考えだ。またニーズが高まる太陽光発電導入工事などにも進出し、持続可能な社会の実現へ電機工事分野を通じても貢献したい考えだ。