- 物流企業
23/02/28
阪急阪神エクス、航空輸送を中心に循環型の保冷輸送サービスを開始
阪急阪神エクスプレス(本社・大阪市、谷村和宏社長)は3月1日、循環型の保冷輸送サービスを開始する。無料回収・リサイクル可能な保冷こん包資材を使用した医薬品の航空輸送サービスで、ドアtoドアで物流を提供。環境に優しいビジネスモデルを構築し、高度な物流サービスの提供と環境負荷低減を両立する。
フランスのアンバリゾ社のつくった保冷用こん包資材「パレットシッパー」を使用。サイズは大型、中型、小型の3種類で、大型は外寸で、2400ミリメートル×1545ミリメートル×1575ミリメートル。冷蔵(2℃~8℃)と定温(2℃~25℃)の2温度帯に対応。最大189時間の温度維持が可能。使用後のこん包材・保冷剤はアンバリゾ社が無料回収し、再利用・リサイクルを行う。
混載サービスに投入することで、コストメリットも創出。日本発と、ベトナム発欧州向けを同時にリリース。発着地双方でIATA(国際航空運送協会)が認証する医薬品輸送の品質基準「CEIV Pharma」認証・医薬品のGDP(適正流通基準)取得事業者が対応する。