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23/02/22

ヨークベニマル、水素燃料電池小型トラックでの店舗配送を開始

 ヨークベニマル(本社・福島県郡山市、真船幸夫社長)は2月17日から、カーボンニュートラル(炭素中立)の実現を目指し、郡山市内で水素燃料電池小型トラックを使用した店舗配送を開始した。福島県とトヨタ自動車が推進する「水素を活用した新たな未来のまちづくり」の社会実装検証の一環。
 まずは1台、3月末にもう1台の計2台の水素燃料電池小型トラックを郡山市内を中心に導入し、店舗配送を行う。配送ルートは、同市大槻町向原の「ヨークベニマル郡山センター」から、同市桑野2丁目の「ヨークベニマル桑野店」間をメインとする。運行では、ロジスティクス・ネットワーク、郡山物流、あさか野物流が協力する。
 福島県発の水素技術を活用した未来のまちづくりでは、生活インフラや災害時の避難拠点であるスーパーマーケットが水素燃料電池トラックで配送することが、環境負荷低減に向けて大きな意義を持つとして、いち早い導入を検討してきた。
 今後も、小売り・物流・インフラ関連・自動車メーカーが一体となり、水素燃料電池トラックの運行管理、水素ステーションの最適運営の構築を目的としたエネルギーマネジメント(管理)システムの構築を推進する。

水素燃料電池小型トラックのイメージ図