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23/02/17

SBS東芝ロジ、AGVでパレット2枚けん引可能な台車を運用開始

 SBS東芝ロジスティクス(本社・東京、金沢寧社長)は、家電物流を手掛ける関西支店(大阪市)で、AGV(無人搬送車)でパレット2枚のけん引が可能な独自開発の台車を運用している。
 1月26日、同支店の庫内作業で運用を開始。これまでフォークリフトで対応していた作業の一部を、AGVを活用したけん引台車に切り替えることで、フォークの移動距離の大幅削減に成功。搬送効率の向上と労働時間の削減を実現した。

         けん引台車によるパレット2枚の搬送風景

 

 導入したAGⅤは、貨物を載せたパレット2枚を同時に運べ、多段台車とパレットを組み合わせた搬送も可能。けん引台車の前後へAGⅤの連結方向を切り替えるスイッチングバック走行で、発着地点での旋回スペースも削減できる。走行時のパレット転倒防止対策として安全ツールを備え、庫内事故の防止も図る。
 SBS東芝ロジは2017年から、働き方改革の一環として、現場に最適なけん引台車や安全ツールの独自開発を推進。現在、平台車やカゴ台車のけん引が可能なものなど5台を運用している。