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23/02/15

ヤマタネ、来年6月に横浜本牧ふ頭で新倉庫を開設へ

新倉庫の開設は新中期経営計画で掲げる事業戦略の一環

 ヤマタネ(本社・東京、山﨑元裕社長)は来年6月、横浜市の本牧ふ頭に新倉庫を開設する。輸出入貨物を扱うとともに、流通加工、小口配送など手掛ける拠点とする。
 所在地は横浜市中区本牧ふ頭7・8。敷地面積は約7900平方メートル。鉄骨・鉄筋造4階建て、延べ床面積約1万9500平方メートル。今年3月から建設を開始する。
 本牧ふ頭は横浜港の約6割の貨物を扱うエリアで、倉庫新設により、輸出入貨物の取り込みを強化する。近隣には首都高速道路の本牧ジャンクションがあり、首都圏への利便性の良さを生かした配送センターとしても機能させる。庫内には定温空調設備を整え、多品種貨物の保管ニーズにも対応していく。
 ヤマタネは2025年3月期を最終年度とする3カ年中期経営計画で、コア事業領域とチャレンジ領域に分けた事業戦略を策定。このうち、物流部門のコア領域では収益力向上を目指し、新倉庫の開設と既存倉庫の入れ替えを計画していた。