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23/02/14

トラック業界の景況感、1~3月はマイナス34・8に悪化

 全日本トラック協会(坂本克己会長)によると、トラック運送業の景況感の1~3月期見通し(速報値)は2022年10~12月期比9・0ポイント低下のマイナス34・8。長引く燃料高や物価高による輸送原価の増加が利益を圧迫する見通しから、マイナス幅がさらに広がりそうだ。
 業態別では、一般、宅配以外の特積み、宅配いずれも輸送量、運賃・料金水準、売上高、営業利益はほぼ悪化する見通し。
 22年10~12月期の景況感は、7~9月期比10・8ポイント上昇のマイナス25・8。経済活動の回復で輸送量、運賃・料金水準の改善が見られたが、燃料、車両、修理費、ドライバーの人件費といった輸送原価が上昇基調で利益面を圧迫し、限定的な回復となった。
 調査は今年1月末までに回収した特積み98社、一般446社の回答を集計した。