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23/02/08

ヤオコー、埼玉・草加に新たな物流センター 2月13日から稼働

 スーパーマーケットのヤオコー(本社・埼玉県川越市、川野澄人社長)は2月13日、「ヤオコー草加物流センター」を埼玉県草加市に開設する。倉庫管理システムやシャトルなどの自動化設備を導入し、業務を効率化。今後の店舗展開に向け、物流体制を強化する。
 

ヤオコー草加物流センターが入居する「プロロジスパーク草加」。1階部分を賃借し、2月13日からチルドセンターが稼働する

 所在地は草加市柿木町宝1352ノ2「プロロジスパーク草加」内。プロロジスパーク草加の敷地面積は6万8631平方メートル。鉄筋コンクリート柱・鉄骨梁(はり)の4階建て免震構造で、延べ床面積は15万1748平方メートル。ヤオコーは1階部分の3万2608平方メートルを賃借する。
 同センターはチルド・グロッサリー商品の仕分け・配送などを担う。チルドセンターは2月13日、グロッサリーセンターは6月に稼働予定。チルド・グロッサリーともに約30店舗の配送から開始し、順次約40店舗まで拡大する。センターの運営と配送はアサヒロジスティクスが手掛ける。
 チルドセンターは生鮮・日配・デリカの通過型物流センターとして運用する。グロッサリーセンターは一般食品・酒類の在庫型物流センターと住居・菓子などの通過型物流センターで、ワイン定温管理の機能も備える。
 ヤオコーは中期経営計画で「2割強い店づくりの実現」をテーマに掲げ、インフラ整備を進めている。既存の物流センターに今回の新拠点を加え、店舗の物流を支える。