- 物流企業
- 物流施設
23/02/07
西濃、京都支店を4階建て施設に移転 今夏にも開業
西濃運輸(本社・岐阜県大垣市、小寺康久社長)は、京都市南区から同伏見区に京都支店を移転し、今年夏をめどに開業する。東京建物が伏見区に開発する4階建ての物流施設「T-LOGI京都伏見」(仮称)を専用拠点として1棟賃借する。
西濃は、トラックターミナル・倉庫併設型の「ロジ・トランス機能」の全国展開を重点戦略として進めており、その一環。同市南区にある現・京都支店を移転することで、保管から全国配送までの一貫したサービス提供を可能とする。プラットホームの面積は現・京都支店の約4倍となり、さらなる顧客満足度の向上と収益拡大につなげる。
T-LOGI京都伏見(仮称)の所在地は、伏見区横大路菅本2ノ3他。鉄筋コンクリート造と鉄骨造のハイブリッド構法の4階建てで、延べ床面積は25,671平方メートル。第二京阪道路の伏見インターチェンジまで約1・5キロメートル、国道1号利用で京都駅まで約8・5キロメートルの距離に位置し、京都市中心部への配送拠点としてだけではなく、大阪中心部をはじめ関西一円を輸配送エリアとすることが可能だ。
頻繁な入出庫に対応し、1階の両面にトラックバースを整備する。倉庫スペースには空調を完備。更衣室やパウダールーム、娯楽室、仮眠室、バス・シャワールーム、洗濯コーナーといった設備も設け、働く人に快適な就業空間を提供できる設計とする。屋上全面に太陽光パネルを設置し再生可能エネルギーの電力を供給するなど、環境にも配慮する。