• 船・鉄道

23/02/07

津軽海峡フェリー、室蘭-青森間航路 10月めどに就航

 津軽海峡フェリー(本社・北海道函館市、村上玉樹社長)は10月をめどに、室蘭(北海道)―青森間を結ぶ205キロメートルの新航路を開設する。同社は持つ函館(同)―青森間、函館―大間(青森県)間の既存航路に加え、新航路を開設することで、顧客の多様なニーズに対応した輸送サービスを実現し、顧客満足度を高める考え。

10月にも開設する新航路に就航する予定の「ブルーマーメイド」

 室蘭―青森間で使用する船舶は、総トン数8820トン、全長約144メートルの「ブルーマーメイド」。車両積載能力はトラック71台(12メートル換算)または乗用車230台で、旅客定員583人。速力は約20ノット。船内には客室の他、ドライバーズルームを整備。シャワールーム、自動販売機コーナー、旅客向けの赤ちゃんルーム、キッズルーム、喫煙室、ゲームコーナー、多目的トイレなどを備える。
 発着ターミナルは、室蘭側が室蘭港フェリーターミナル、青森側が青森港フェリーターミナル。運航予定ダイヤは、午後8時室蘭港フェリーターミナル発→翌午前3時青森港フェリーターミナル着、午前9時青森港フェリーターミナル発→午後3時45分室蘭港フェリーターミナル着。室蘭港フェリーターミナル発は日曜日、青森港フェリーターミナル発は月曜日を除き1日1往復で運航する。