• 物流企業

23/02/03

ヤマト運輸、宅急便がスラックやチームスから発送可能に

 ヤマト運輸(本社・東京、長尾裕社長)は新、ビジネスプラットフォーム「slack」や「Micrsoft Teams」と、宅急便の発送手続き機能を連携する。ビジネス用のデジタルツール上で簡単に送り状を作成でき、配送費用の個人清算も不要。ビジネスでの宅急便発送の利便性を高め、テレワークの業務効率化に貢献する。
 スラックのユーザー向けに2月8日から、チームスのユーザー向けには2月15日から、新機能の提供を開始する。利用時には、各プラットフォームから機能を立ち上げ、届け先などの情報を入力。発行される専用QR(二次元)コードと荷物を発送場所に持ち込むだけで、手続きが完了する。発送場所は最寄りのヤマト運輸営業所、オープン型宅配便ロッカー「PUDOステーション」、コンビニエンスストアなどから選べる。配送費用は自動計上で、まとめて会社宛てに請求される。
 ヤマト運輸は2022年5月から、ビジネスチャット「LINE WORKS」と、宅急便の発送手続き機能を連携。今回はさらに、テレワークのビジネスパーソンに広く利用されているスラック、チームスに同機能の提供を拡大する。