• 物流企業

23/02/02

近鉄エクス、バングラディッシュに現法を設立

 近鉄エクスプレス(本社・東京、鳥居伸年社長)は2月1日、バングラディッシュで現地法人「近鉄ワールドエクスプレス(バングラディッシュ)の営業を開始した。積極的な営業・販売活動を展開し、顧客のビジネスニーズに対応した輸送サービスの充実を図る。
 首都ダッカに本社を置き、国際貨物利用運送や通関、倉庫、輸送関連などの事業を手掛ける。従業員は4人。
 近鉄エクスは2010年4月、ダッカに代表事務所を開設。バングラディッシュや南アジア地域のマーケティング活動を行いつつ、代理店を通じた物流サービスを提供してきた。バングラディッシュには、欧米や日系のアパレルメーカーが進出している上、今後消費市場の成長も見込まれる。経済発展に伴う産業構造の多様化で、輸送需要が増加することも見込まれている。
 近鉄エクスは、現地法人の設立で、バングラディッシュ国内でのサービス、営業を拡充。グループ一体で、東南アジアでの柔軟なサービスの提供とネットワークの強化に力を入れていく方針だ。