• 物流企業

23/02/01

センコーGHD、ARSの全株式取得で生活支援サービス拡充へ

 センコーグループホールディングス(本社・東京、福田泰久社長)は1月31日、生活関連サービスを手掛けるARSの全株式を取得した。全国で暮らしの駆け付けサービスを展開する企業をグループ化し、生活支援サービスを充実させる。
 グループ化により、センコーGHDはハウスメーカーや不動産管理会社などの法人顧客を開拓し、売り上げの拡大につなげる。また同社グループ会社のイエノナカカンパニーが提供する家事代行サービスなどを、ARSのコールセンターで受注し、生活支援サービスのさらなる拡充を図る。
 ARSは2011年設立の企業。資本金は1000万円。従業員数は昨年8月時点で64人。一般消費者や外食店舗、オフィスビル向けに電気、水回り、鍵などの緊急対応が必要なトラブルに対し、自社のウェブサイトやコールセンターで依頼を受け、専門スタッフが全国で対応するサービスを手掛けている。
 ウイルス消毒、除菌、ハウスクリーニングなどの作業も、自社の工事スタッフや全国約3000社の提携会社のスタッフを派遣。顧客が見積もり比較をウェブ上で行い、条件に合う登録会社に依頼できるマッチングサービスサイトの制作・運営なども展開する。