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23/01/31

運輸審議会、燃料サーチャージ算出方法を「標準的な運賃」告示に認定

 運輸審議会は1月19日、燃料サーチャージの算出方法について、標準的な運賃の告示として位置付けることを認定した。これまで「別添」としていた計算式を告示とすることにより、関係者に広く周知できるようにする。
 2020年に告示された標準的な運賃では、運送企業がドライバーの労働条件を改善しつつ、持続的な事業運営をするための指標として、地方運輸局ごとに距離別・時間別の運賃表(タリフ)を示している。一方、燃料サーチャージは価格変動によるコスト増減分を別建て運賃で収受する制度のため、告示とは別に計算式を別紙で示していた。