- 物流企業
23/01/27
JR貨物関西支社、広島の物流課題解決へ広島銀行と提携
JR貨物(本社・東京、犬飼新社長)は1月11日、関西支社広島支店が広島銀行と業務提携した。広島銀行と共同で、顧客企業らに最適な総合物流ソリューションを提案する。多様な事業の物流最適化を通じ、広島県の物流課題の解決を図る。
鉄道輸送の「環境性」「大量性」などの特長を強く打ち出し、物流課題を抱える企業に安定的な物流体制の構築を提案。JR貨物グループの物流機能を最大限に生かし、鉄道を基軸とした総合物流サービスのほか、中長距離輸送・重量物輸送の最適ソリューションを提供する。
トラックドライバー不足が懸念される「2024年問題」の解決に向け、物流業界の労働力確保に取り組む。さらに、50年カーボンニュートラルの達成や物流の二酸化炭素(CO2)排出量の抑制について提案する。
両社は3月8日、「物流におけるカーボンニュートラル勉強会」を開く。広島貨物ターミナル駅作業の見学やコンテナ展示などで、モーダルシフトに向けたJR貨物グループの取り組みを紹介する。