- 物流企業
23/01/26
ヤマト運輸、1月30日から配送連携APIが冷蔵品にも対応
ヤマト運輸(本社・東京、長尾裕社長)は1月30日、返品やフリマなどの個人間取り引きで、送り状の記入負荷を低減するサービスに「クール宅急便」を追加する。EC取り引きでの冷蔵・冷凍商品の需要拡大を受けたもの。
フリマサイトの運営者や通販を行うメーカーなどのウェブサイトとヤマトのサービスを連携。ウェブサイト上で必要な情報を入力すれば、送り状をQR(二次元)コードで発行できる。冷蔵・冷凍品はヤマト運輸営業所への持ち込みか、集荷でのみ受け付ける。クール宅急便の匿名配送は不可で、発送時には予冷が必要。
発送時はシステム上から生成されスマートフォンなどに表示される二次元コードをリーダーにかざすだけで簡単に送り状が発行できる。
今後は対象商品や機能を拡充し、エンドユーザーの発送時利便性向上と、事業者の作業効率化、発送場所が多岐にわたる事業者への展開も目指す。