• 物流企業

23/01/19

キリンロジ、男性社員の育休取得を後押し

 キリングループロジスティクス(本社・東京、安藤弘之社長)は男性社員が育児休暇を取得しやすい企業風土を醸成する。2022年11~12月、本社や西日本支社のリーダーらがセミナーで育休取得促進に理解を深めた。誰もが必要な時に必要なだけ育休を取得できる職場環境を目指し、全社一丸で男性の育休取得を後押しする。
 リーダー向けのセミナーは「イクボスセミナー~男性育児休暇取得促進に向けて~」と題し、11月28日に本社、12月12日に西日本支社でそれぞれ開催した。安藤社長は「男性の育休取得推進への取り組みは、福利厚生ではなく経営戦略」とコメント。受講者は外部講師による講義やグループワークを通じ「働きやすい職場づくりには、リーダーの理解と職場での推進が必須」との認識を共有した。
 10~12月には全従業員を対象に、仕事と育児の両立に関するアンケートを実施した。「男性の育児参画・育休取得を考える」をテーマにした短編動画を配信したほか、アンケート結果やセミナーレポートを報告。また、社内制度の認知度・理解度を調査し、制度の活用を促した。

「イクボスセミナー」の様子。受講者らが活発に意見交換した