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23/01/18

大和物流、「広島観音物流センター」を稼働

 大和ハウスグループの大和物流(本社・大阪市、木下健治社長)は1月10日、広島市西区で「広島観音物流センター」をしゅん工=写真。12日に稼働を開始した。広島県を中心に中国・四国エリアをカバーする在庫型物流センターや配送センターとして、重量物を含む建築現場向け資材、家具、日用品、雑貨といった幅広い貨物を取り扱う。

「広島観音物流センター」外観。設計・施工は大和ハウス工業

 センターの所在地は広島市西区観音新町4ノ10ノ66-3。敷地面積は8404平方メートル。鉄骨造3階・一部2階建ての高床式で、延べ床面積は1万3876平方メートル。各階、床荷重は1平方メートル当たり2・0トン、はり下有効高は5・5メートル。貨物用エレベーター、垂直搬送機、ドックレベラーを2基ずつ備えた。

トラックバース

 工業団地「広島イノベーション・テクノ・ポート」内にあり、広島市中心部へは約6キロメートル。市街地への配送拠点として利用できるほか、国道2号などを利用し、東広島市、呉市、廿日市市といった周辺都市へも1時間以内でアクセス可能だ。山陽自動車道・五日市インターチェンジ、廿日市インターチェンジへは約10キロメートルで、中国・四国エリアへの広域配送拠点にも適している。
 また、1フロア当たり約5000平方メートルの床面積を生かし、多くの人手を要する流通加工から、大型貨物や異形物の保管・入出庫作業まで、顧客ニーズや商材・業態に合わせた柔軟なセンター運営を行う。

トラックバース近影